先住者との話

それに、人格のオープンさも期待できる。そこで、さらに高等下見術として先住者に物件の真相を聞き出す。これができれば、下見は完壁である。しかし、面識のない先住者とコンタクトを取るのはなかなか難しい。しかも不動産会社からは「いいですか、くれぐれもいっておきますが、下見はダメですからね」と念を押されることもあるのだ。ならば仕方がない。正直に腹を割って話そうじゃないか。「もし、迷惑じゃなかったら、ちょっとだけでいいから見せていただけませんか?」って。もちろん不動産会社にナイショにしてもらうことも忘れずに。もし見せてくれればラッキーだ。「最初は、変な顔されたんですけれど、前によく調べないで借りたアパートでトラブッた話をしたら、少しずつ教えてくれましたよ。浄化梢の掃除を年に1回しかやらないから、実は水にサビが出ているとか、ネコをだまって飼っている家が多いとか。ここは風水で見ると方角が悪いなんてね」(ミユキさん・21歳・学生)とくに、ネコの話が決め手になって、ミユキさんはその渋谷の1Kマンションにチャッピー(ネコの名)を連れて引っ越したそ-だ。めでたい。先住者がいるときの下見は、遠慮、カッコつけは禁物だ。

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